参議院選挙を振り返る 2 地方選挙区
【参議院選挙を振り返る 1 事前背景】の続きです。
ここからは開票に伴い、各地で注目していった点を振り返ります。
放送内容の振り返りになるため、一部所管や個人の思いが含まれています。
◆九州勢
保守王国と言われる九州。その根強さを見せました。二人区の福岡で、開票早々に自民当確。ただし、これも難しい局面を超えての当確です。
福岡のトノゴジラさんの日記を紹介します。
【参院選雑感】
現職71才の吉村氏を切って、42才の大家氏(新人・福岡県議)一本に絞りました。自民現職であった吉村氏は国民新党より出馬するも当選ならず。集中投票 により、九州唯一の二人区 福岡にてトップ当選を飾ります。ここには並々ならぬ決意・覚悟があったように思います。その上でのトップ当選でした。
それに続き一人区
佐賀 自民
長崎 自民
熊本 自民
宮崎 自民
鹿児島 自民
事実上、九州は総取りです。大分のみ残念ながら惜敗しましたが、二人区に公認一名であった福岡で民主1、接戦だった大分で1 と、九州には僅か二議席しか民主党の議席はありません。事実上、参議院で与党民主党が九州を 論じるにあたり、ほとんどの活動に制約が出てくるでしょう。
はらはらしたのが、大分、そして熊本。
大分は難しい地域性もあり、苦戦が想定されていました。麻生元首相によれば(7/7熊本)佐賀・長崎はなんとかなった、熊本と大分がまだわからない、との こと。応援演説と支援を強くかけておりました。
熊本は、請願の紹介議員を受けてくださった松村祥史先生の議席です。木原先生も強く支援してお り、そこが苦戦とのこと。最後まではらはらしました。やっと熊本に当確が出たとき、大人気なく「やった!!」という喝采を叫びました。
大分が接戦を繰り広げましたが、残念な結果となりました。熊本、大分ともに事務所にて協力をしていたメンバーがいます。祈る気持ちで開票速報を見ていまし た。
◆沖縄
注目していた選挙区です。沖縄には、一議席しかありません。普天間問題もあり、「沖縄の保守の声が参議院に届くか届かないか」とい う非常に重要な側面をもった選挙区でした。この選挙区を、自民現職である島尻安伊子先生が獲得しました。支援は、公認アカウント予定の國場 先生。(選挙期間中ということもあり作業中です)そして実は(日記を読んでいる方はご存知かと思いますが)IT関係の室長は、あの【開化党@祝 島尻あい子当選】さんのページが拝命していました。
連日、現場での支援・協力を行ってきました。苦労の日々が、淡々と日記に記されています。
当日、出口調査で2ポイント負けている、という情報もありました。また、左派が強いこと、プロ市民も流入していること、地域性、普天間問題。複雑に絡んだ 問題は、決して自民に有利なものではありませんでした。当日には、かなり厳しいと苦境が伝えれました。
【人事を尽くして】
また民主党は沖縄選挙区から逃げました。無所属二名、幸福実現党一名、自民党で、民主党は候補を立てなかったのです。ただし次点は「沖縄平和運動センター 事務局長」「元沖縄県職員」と、自治労・左派色の強い、隠れ民主(もしくは社民?)のような候補。
この候補に議席を譲るのか。沖縄の保守の声は、参議院には届かなくなるのか。一つしかない議席、ダメか、、、と祈るような気持ちで見ていた開票速報。
奇跡が、起きました。
当確が出たとき、信じられませんでした。開化党さんの日記に、リアルタイムの事務所の風景がアップされています。どれほど嬉しかったでしょう。おめでとう ございます。これで普天間問題や沖縄左翼の問題も、また沖縄ビジョンの問題も少し後退させることができたのではないでしょうか。今後知事選を控えており、 その影響も期待されます。
【当選】
◆四国
四国四県は、全て一人区です。
愛媛・香川・徳島が自民。高知のみ民主と3 対1で自民の圧勝でした。ある程度、趨勢が明らかになったのち、うまっていく四国。最後のとどめのように見えました。
◆西日本全般
駆け足で西日本を見て行きます。
安倍さんのお膝元、一人区山口は自民。
島根、鳥取も自民が選挙区を拾います。
二人区の広島は自民公認1でしたが、堅調に議席を確保します。同じく二人区の兵庫でも、確実に一議席を確保。複数候補を擁立した二人区で、民主が二議席確 保という選挙区は一つもありません。(三人区の愛知、五人区の東京でのみ民主二議席確保)
一人区で敗れたのは岡山のみでありました。
自民、強し!
特筆すべきは、日本海側で自民が一人区 を全て制したことです。尖閣を始め、離党・領土問題を抱える場所です。ここで勝利することは強い意味があるよ うに思います。今後の情勢に影響を与えるのではないでしょうか。
また、鳥取での議席奪取も感慨深いものがありました。
「人権擁護法案」はご存知の方が多いと思います。この法案は、可決したことはない、という認識でしょう。しかし、鳥取ではかつて「人権擁護条例」という名称で、人権救済を目 的とした条例が可決・施行されていました。(正式名称:鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例)紆余曲折を経て、やっとの思いで廃止に追い込まれた地域で す。
当時、相当にごたごたがあったと聞いています。いまだ火の粉はくすぶっていたのではないでしょうか。その鳥取で、自民が議席を獲得する。なんとも感慨深い ものがありました。
二人区 京都でも堅調に一議席確保。
三人区 大阪でも一議席確保。ここは公明党が珍しく選挙区を制しました。(選挙区では東京・埼玉、大阪の三議席を公明党は獲得しました)
地域性やそれぞれの背景、難しさを痛感させられました。
三人区 愛知でも自民は一議席確保。(自民公認一名)
二議席を民主が獲得。
二人区 静岡も自民がトップ当選。
確実に一議席を獲得します。
一人区では、奈良・三重・滋賀を民主が獲得。
一人区の福井・石川・富山を自民が獲得。
それぞれ痛みわけ、混戦という形です。
◆北海道
北海道は、あの広い地域で二議席しかありません。組織選挙の難しい地盤ではないでしょうか。中川昭一先生のイメージから、自民のイメージをもたれる方も多 いかも知れませんが、衆院の多くは民主系。自民の弱い地盤でもありました。
昭一先生が亡き後、奥様・事務所が支援された市長選。中川ブランドの正念場でありましたが、僅差で自民敗退。絶望と悲しみ、苦労が伝えられていました。北 海道は、いつ目覚めるのか!と。
その北海道において、早々と当確を得たのは自民でした。女性候補を相手に、自民新人が差をつけてトップ当選を果たしました。衆議院議員が民主系ばかりの 中、また北教祖が強いと言われる中、公務員・労組の組織票に負けず、自民が北海道を制しました。本当に嬉しかった。
◆日本海側
重複もありますが、日本海側の選挙区を見て行きます。
北から、南まで全て列記します。アジア圏の海峡に接した全ての選挙区です。
北海道(自民・民主)
青森(自民)
秋田(自民)
山形(自民)
新潟(自民・民主)
富山(自民)
石川(自民)
京都(自民・民主)
兵庫(自民・民主)
鳥取(自民)
島根(自民)
山口(自民)
福岡(自民・民主)
佐賀(自民)
長崎(自民)
沖縄(自民)
対中国・対韓国・対北朝鮮。日本海、海峡に面した地域で、全ての選挙区を自民が制しました。一本のベルトになっています。二人区では公認1のため民主にも 議席を渡していますが、一人区は全て自民。これは領土問題において強い意思表示となると期待します。
◆東北
一人区 青森 自民
一人区 秋田 自民
一人区 岩手 民主
二人区 新潟 自民・民主
二人区 宮城 自民・民主
二人区 福島 自民・民主
一人区を堅調に獲得、二人区では確実に一議席ずつ獲得。
東北も全国同様、選挙区にて自民が強さを見せています。
以上が地方の選挙区の放送内容です。
短くまとめましたが冗長になってしまい申し訳ありません。
続く
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