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参議院選挙を振り返る 6 解散に持ち込んだのち

14 7月 2010 5 Comments

【参議院選挙を振り返る 5 選挙結果からの影響】の続きです。

解散に持ち込めた場合、衆議院選挙となります。ここで議席を得ることで、やっと政権交代が行えます。

Q:参議院で大差をつけて勝ったし、解散したら圧勝じゃないの?

A:衆議院で勝てる見込みはいまはあり ません。

【参議院選挙を振り返る 4 比例】に詳しくまとめていますが、全国比例では大敗しています。

今回の参議院選挙 全国比例得票
民主党 得票18,450,138(千八百四十五万)得票率31.6%

自民党 得票14,071,438(千 四百七万)得票率24.1%

前回の衆議院選挙を振り返ってみましょう。
麻生自民vs政権交代民主で戦った、前回の衆議院選挙の際、得票では大差はありませんでした。民主党は小選挙区での得票率は5割以下であったが議席数では 7割以上、また自民党は得票率4割近くを獲得するも議席は2割と、得票率の差以上に議席数の開きが出ました。それが小選挙区制の特徴です。(2009年8 月30日投票)

そのため、現在の状況では衆議院選挙を戦うには、実は保守陣営が不利とも言えます。

Q:自民が勝ったけど、自民は支持されてないの?

A:はい、支持率が回復したわけではありません。

今回、選挙区で議席を伸ばしたため、議席としては圧勝しています。しかし全国比例で大敗。総得票で見た場合、自民が勝ったわけではありません。全国比例の 得票で負けてるにも関わらず、議席で勝利したこと。この要因はいくつか考えられます。

1、敵失によるもの

消費税議論により菅政権がいち早く信用を失ったこと。ただし消費税はただのきっかけであり、景況感の悪化による「政権批判」に火がついたとも見ることもで きます。

2、策によるもの

2-1 谷垣自民:公認を一人に絞る

谷垣自民の、選挙区を一つ一つ堅調に獲得していくやり方が功を奏しました。

2-2 小沢民主
小沢さんが主導した二人区に二名の候補を立てるやり方は、失敗に終わりました。普天間迷走などによる民主党への不振の結果、総取りとはならず互いに票を食 い合う結果となり、自民の絞るやり方に対して逆効果となってしまいました。

2-3 社民離脱
全国比例で社民党は二百二十万票を獲得しています。政党としての歴史があるため、県連などのパワーがいまだに残っているのでしょう。
これが選挙協力し、民主党の選挙区に投票されていた場合は、選挙区での自民大勝利は難しかったかも知れません。地域によっては相当な支援となったでしょ う。また社民が独自候補を立てた選挙区もあり、民主と食い合う場所もあったと思います。一人区でも、自民がさらに苦戦した可能性は否定できません。
また小沢さんが二人区に二名擁立というやり方を決めた後、社民が離脱しました。想定外だったのではないでしょうか。

上記は、あくまで組織票の上での話しです。実際は、景況感の悪化、雇用悪化などの厭世観から「与党批判」に転じたこと。「一回やらせてみて」の結果、実際 に一回だけだった人も多かったのかも知れません。

その上で、数字を見れば少しかも知れませんが・・・ネットを主軸とした新興勢力が善戦したこと。一つ一つの選挙区で、スタッフや運動員として現場で戦った 人が出てきたこと。これは大きいでしょう。

2-4 政党の意地

野党に転じたのち、古くからの自民党員に火がついたように思います。地方議員をはじめ、票の取りまとめ、引き締めが徹底的に行われたように思います。それ は長い歴史を誇る自由民主党の意地だったのではないでしょうか。つまりドブ板選挙の、本当にシンプルで地味な戦い、その応酬。そうなってくると効いてきた のが政党の歴史や党員の人数、県連の規模、そこにある意地。

歴史の浅い政党が、準備期間の不足もあり議席数で伸び悩んだこと。特に、幸福実現党がまたしてもゼロだっただけでなく、郵政という大きな支持母体がついた にも関わらず議席獲得に至らなかった国民新党の例からもそれが推定されるように思います。

その上で、高齢化が進む保守陣営において、新しい風。若い人間、いままで政治に興味をもたなかった一般人が運動員として参画したことには大きな意味があっ たように思います。現場の空気は明るくなるし、特に体力面での運動量に自由度が増したという声もあります。精神面でも新人の参入は大きな意義があったと思 います。その多くは、保守陣営にのみ投入されました。


☆☆重要☆☆

これからなすべきこと。
いまのままでは解散に持ち込んでも勝てる見込みはありません。そのため、来たるべき衆議院選挙に備え、準備を各自で行っていきましょう。どんどん世論を巻 き返していき、クチコミなど、様々な方法で戦っていきましょう。「反民主」を増やすだけではなく、「左翼」を叩くのではなく、「保守陣営を支える」という スタンスを打ち出していきます。

目的は、衆議院での議席確保です。
スタッフ・運動員として、各地で戦っていきましょう。


☆☆今回の課題☆☆

選挙の争点は、経済や景気、福祉・税制でした。しかし本来は「国益・国防」や外交など、そして外国人参政権・国籍法を始めとする「民族問題・国家観」など が争点となるべきだったと考えます。しかし、そうはなりませんでした。次回もそうなる可能性はあまり高くないかも知れません。メディアの問題もあります が、日本人全体の民度にも問題があります。

真に国思う先生が、国家にとって重要な問題を提起されてもそれが得票に結びついていない現状があります。衆議院での議席獲得を目標と据えるにあたり、これ らの問題を世論に訴えかけていかねばなりません。それは、デモ・集会などの手法で、ネットで目覚めた人間たちが主力になってやるべきだと考えます。

続く

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5 Comments »

  • SNS-FreeJapan said:

    SNS内にて公開していた選挙分析です。よければお読みください。 参議院選挙を振り返る 6 解散に持ち込んだのち http://bit.ly/dacCB9

  • 伊予柑 said:

    RT @FreeJapan: SNS内にて公開していた選挙分析です。よければお読みください。 参議院選挙を振り返る 6 解散に持ち込んだのち http://bit.ly/dacCB9

  • 参議院選挙を振り返る 7 衆議院を制したとして。 | FreeJapan said:

    [...] を制したとして。 14 7月 2010 No Comment 【参議院選挙を振り返る 6 解散に持ち込んだのち】の続きです。 [...]

  • freejapan said:

    SNS内にて公開していた選挙分析です。よければお読みください。 参議院選挙を振り返る 6 解散に持ち込んだのち http://bit.ly/dacCB9

  • citrusiyo said:

    RT @FreeJapan: SNS内にて公開していた選挙分析です。よければお読みください。 参議院選挙を振り返る 6 解散に持ち込んだのち http://bit.ly/dacCB9

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